東京都台東区の蔵前。水運輸送を担う隅田川沿いのこの町は、江戸時代から上野や浅草に全国から観光に訪れるお客さんのためのものをつくってきた、モノづくりの町です。
現在も蔵前には、毎日の暮らしに欠かせない食べるものから贈り物にしたいものまでをつくる、モノづくりに携わる人々が暮らしています。
(表紙デザイン:大川直也)
「灯台もと暮らし」は2015年から継続的にこの町を取材してきましたが、このたび蔵前の地域特集を、『モノづくりの町、蔵前。〜灯台もと暮らしの地域特集〜』として電子書籍化することになりました。
今回の特集の背景には、ものが溢れ、なんでも選べるようになった社会の現状があります。日常生活で、どれかひとつを選びづらいと感じることもあるのではないでしょうか。
大きなブランドものだけではなく、まだ小さいけれど想いやこだわりを強く持つひとたちがつくる衣食住にまつわるもの。今回の電子書籍にまとめた情報は、暮らしに必要なものを選ぶ時の手助けをしてくれるはずです。
編集テーマは、
- 蔵前でひとやすみする、
- 蔵前でモノづくりを体験する、
- 蔵前で週末を過ごす、
- 蔵前の贈り物。
そして Kindle Direct Publishing 限定の特典がありますよ。
特典のひとつは、株式会社Waseiが運営する有料マガジン「もとくらの袋とじ」で掲載した、取材後に気になるあのひとにもう一度お話を伺いに行く企画「もしもしその後どうですか?」。半年や1年という期間で、変わり続けるお店や職人の仕事の様子を伺いました。
さいごに、蔵前に初めて訪れるひとにおすすめしたい「蔵前の歩き方」を収録しています。そちらもぜひご活用ください。
今回の表紙デザインは大川直也さんに、マップイラストは犬山ハルナさんに描いていただきました。ありがとうございました!
目次
[1]ランチで“ひとやすみ“したいお店
- CAMERAで「お花のクッキー」を食べる
- 結わえるで寝かせ玄米定食をいただく
- SOL’S COFFEEで「身体に優しいコーヒー」を飲む
[2]私も“体験できる”モノづくり
- カキモリで“オリジナルノート”をつくる
[3]週末に蔵前で過ごすということ
- SUNNY CLOUDY RAINYへ。気分にあわせて洋服を選ぶ
- 散策のあいまのひと休憩は、デイリーズマフィンで。
- Dandelion Chocolateで、クラフトチョコを味わい尽くす
- 隅田川を眺めながら、MIRRORでランチ&ディナーを。
- 夜はNui.に集おう。バーで旅行客と乾杯する
[4]もしもしその後どうですか?
- 【その後、どうですか?】クラウドファンディングで200万の目標金額を達成。SOL’S COFFEEの音楽事業がおもしろい
- 【その後、どうですか?】「エムピウ」店主・村上さん|蔵前でこだわりの財布・鞄づくり
[5]蔵前ギフトを贈ろう。
- 職人がつくる衣食住の雑貨を贈る|salvia
- 履けば履くほど足に馴染む靴を贈る|NAOT
- 急須で本当においしい、お茶のエスプレッソを贈る|NAKAMURA TEA LIFE STORE
- デザインプロダクトを贈る|KONCENT
- 時を超えて読み継がれていく本を贈る|アノニマ・スタジオ
[KDP特典]
- 灯台もと暮らし編集部なら、「蔵前」をこう歩く。
この本のこと
・価格:250円
・発行所:株式会社Wasei 灯台もと暮らし編集部
出版記念!1/28(土)【東京・蔵前】もとくらフォト散歩を開催します
今回の地域特集の出版化を記念して、2017年1月28日(土)に「灯台もと暮らし」編集部が蔵前をご案内する、もとくらフォト散歩を開催します。
蔵前特集でご紹介したお店に伺います。
参加のお申込み、詳細はこちらから
【東京・蔵前】モノづくりのこだわりに触れる、もとくらフォト散歩 | TABICA